serviceエコ整備について

エコ整備について

燃費改善・環境保全を実現する「エコ整備」

「なんとなくエンジンの調子が悪い……」そのようなときにおすすめなのが、久留米市田主丸町の「立山自動車工業」がご提供する「エコ整備」です。これは、車検・板金・事故解析・ロードサービス・販売を行う当社がさまざまなテストを重ねて実現した、燃費改善・環境保全を手軽に実現するメンテナンスメニューです。

当社は長年にわたり、装置の取り付けと運転の工夫により、平均10~15%ほど燃費を改善するシステム「ニュートラン」の開発をはじめ、さまざまな燃費改善に取り組んできました。こちらでは、その経験から生まれた「エコ整備」についてご紹介します。

こんなお悩みありませんか?

こんなお悩みありませんか?

「燃費が悪い」「エンジンのかかりが悪い」「アイドリングが不安定」「エンジン音が大きい」 お車について、このようなお悩みはありませんか? これらの症状は、トラブルのサインである可能性があります。そのまま放置すれば、大きな故障を招いて修理費用が必要になったり、場合によっては事故につながったりすることもあるため、適切な点検・整備を受けることが大切です。

当社では国家資格を持った整備士が、皆様の大切なお車を適切に点検・修理いたします。何らかのサインが現れたときはもちろん、現れる前から「車の専門家」のチェックを受けておくことが、故障や事故の防止につながります。気になることがありましたら、国土交通省認定の指定工場である立山自動車工業までご相談ください!

エコ整備とは?

エコ整備とは?

「エコ整備」とは、文字通り「エコ=環境にやさしい」整備のこと。地球温暖化や大気汚染などの環境問題が大きく取り上げられる現代にフィットするメンテナンスメニューです。

エコ整備で行うのは、エンジン内部に溜まったカーボンなどの汚れの除去。それにより、燃焼状態を改善させます。エンジンをよりよい状態に保つことで、CO(一酸化炭素)やHC(炭素水素)、CO2(二酸化炭素)、NOx(窒素酸化物)といった、環境や人体に悪影響を及ぼす排出物質の量を削減するのです。

加えて燃費やパワーも改善され、エンジン音の静寂性がアップします。環境を守りながらガソリンの使用量も減らす「エコ整備」は、人にも環境にもやさしい選択肢と言えるでしょう。

自動車と排出ガスの関係性

自動車と排出ガスの関係性

通常、自動車に使われている石油燃料は、炭化水素の化合物です。燃焼することで炭素と水素はそれぞれ二酸化炭素と水になるため、人体に害はないと言えます。しかし、実際にはさまざまな条件によって不完全燃焼が起き、有害物質が生成されて排出されています。

とくに、環境に悪影響を与えると考えられる排出物質は以下の通りです。

CO
(一酸化炭素)
血液の酸素運搬機能を阻害し、呼吸困難を引き起こす物質。とくにアイドリング時に多く発生します。
HC
(炭素水素)
濃度が高くなると粘膜を刺激するほか、光化学スモッグの原因にもなる物質。燃料の石油と燃焼排気ガスから発生します。
CO2
(二酸化炭素)
地球温暖化の原因になる燃焼排気ガスです。
NOx
(窒素酸化物)
鼻やのどに刺激的な作用を及ぼす燃焼排気ガス。光化学スモッグのおもな原因となります。
DS
(ディーゼル黒煙)
非常に小さな微粒子としてディーゼル車から排出され、呼吸器系から人体へ入り込んで、気管支喘息や肺がんの原因になります。近年では、環境ホルモン(内分泌かく乱化学物質)と同作用の性質を持つことが明かになりました。不完全燃焼に近くなるほど発生しやすいのが特徴です。

エコ整備はこんな時におすすめ

このような症状がある場合には、エコ整備がおすすめです。

※表は左右にスクロールして確認することができます。

CASE01
燃費が悪い
CASE02
黒煙が多い
CASE03
エンジンのかかりが悪い
CASE01 燃費が悪い CASE02 黒煙が多い CASE03 エンジンのかかりが悪い
CASE04
力不足を感じる
CASE05
アイドリングが不安定
CASE06
エンジン音が大きい
CASE04 力不足を感じる CASE05 アイドリングが不安定 CASE06 エンジン音が大きい

Pick upエコ整備のメリットとは?

環境への意識が高まっている現代、行政や企業はもちろん、誰もが環境への負荷軽減を考えるべきときが来ています。これは自動車整備においても同じです。

そこで注目されているのが、大気汚染や地球温暖化の原因となる自動車からの排出ガスを最小限に抑え、環境汚染を防止するメンテナンス「エコ整備」です。環境にやさしいことに加えて、排気・走行による騒音や振動なども低減することが可能です。

MERIT01 MERIT02
排気ガスから発生する有害ガスを削減! エンジンの不完全燃焼を抑え、燃費改善・パワーアップを実現!
MERIT03 MERIT04
エンジン内部に溜まったカーボンを除去することで、エンジンの寿命を延長! エンジンの不快な異音を低減し、静寂性をアップ!

立山自動車工業の「エコ整備」メニュー

立山自動車工業では、以下の9つのエコ整備メニューをご用意しています。すべてのメニューを同時に実施するのがベストですが、ご要望やご予算に合わせて単体で行っても、燃費アップの効果を得ることは可能です。

古い車から最新のハイブリッドカーまで対応できますので、車検と併せて、またはオイルやタイヤ交換といった定期メンテナンスのタイミングでご利用ください。

MENU01エコアースコード取り付け

【効果】 

  • 低速
  • 中速トルクの増大
  • 燃費の改善

自動車のさまざまな配線は、マイナス(アース)側をボディに接続し、車全体を一つの回路のようにして利用しています。しかし、自動車のボディは電気が流れにくく、とくに現代は車の軽量化を目的に、より電気が流れにくい「高張力鋼板」が使われているため、伝導率は一般的な配線の1/10~1/15であると言われています。

そこで、バッテリーのマイナス端子からボディに配線を接続し、電気の流れをよくするのが「エコアースコード取り付け」です。電動効率を高めることにより、ガソリンに着火するスパークプラグの効率化を図り、エンジンの性能を発揮させます。

MENU02 マイクロロン充填

【効果】

  • パワーアップ
  • 燃費の改善
  • エンジン摩耗予防

金属表面に対し摩擦係数が小さい「フッ素樹脂」で、エンジン内部をコーティングする処理です。これにより、エンジン内部のピストンとシリンダーが接触している隙間部分の摩擦係数が小さくなれば、力のスムーズな伝達が可能になって燃費・パワーともにアップさせることが可能です。

年式の古い車では、摩耗によってこの隙間が広がり、爆発の圧力が抜けてしまうことがあります。こういった摩耗も改善可能であるため、低年式車にも効果的です。実際に、コンマ1秒を争うレーシングカーにも採用されています。

MENU03 エンジンシビア調整

【効果】

  • 燃費の改善

ガソリンに点火して爆発させるための部品「スパークプラグ」には、火花を発生させるために電極の先に小さな隙間(ギャップ)があります。エンジンの性能は、この隙間の微妙な違いによって左右されています。

そこで、隙間や点火タイミングなどエンジン性能に関するセッティングを行い、エンジンコンディションをベストな状態に調整します。

MENU04 エンジン吸気系統・グリフィン717塗布

【効果】

  • 燃費の改善

ガソリンを爆発させるために欠かせない空気を効率的に取り込み、燃費の改善を図るメニューです。吸気中の酸素及び水分を活性イオン化する機能性塗料である「グリフィン717」を、エアクリーナーと空気導入経路内に塗ることで、エンジンの燃焼効率を改善させます。

MENU05 エンジンスロットルバルブ洗浄

【効果】

  • 燃費の改善

エアクリーナーからエンジンに送る空気の量を調整するパーツ「エンジンスロットルバルブ」を洗浄するメニューです。

エンジンスロットルバルブは、長期間の使用によりブローバイガス(エンジン内から吹き込んだオイルが混ざったガス)やカーボンなどの汚れが付着し、それが蓄積することで燃費に悪影響を及ぼします。そこで、洗浄してブローバイガスやカーボンなどを除去することで、燃費改善を図ります。

MENU06 低燃費エンジンオイル充填/オイルエレメント交換

【効果】

  • 燃費の改善
  • ロングリライフ

粘度が高いエンジンオイルは抵抗を生み、燃費の低下につながるなど、燃費はエンジンオイルの種類によって変わるのが事実です。そこで当社では、0W-20の低粘度・化学合成オイルをおすすめしています。

さらに、エコオイルの性能を最大限に発揮するため、同時にオイルエレメント(オイルフィルター)の交換も推奨しています。

MENU07 ホイールベアリング(ハイテンプグリス塗布)

【効果】

  • 燃費の改善
  • ロードノイズの低減

タイヤが取り付けられているホイールのベアリング部分に「マイクロロン ハイテンプ・グリース」を充填するメニューです。

エンジン内部のフリクションロス低下にも効果的なマイクロロンを使ったグリースをベアリング部分に塗布することにより、タイヤの回転がスムーズになって燃費向上につながります。また、「ゴトゴト」「ゴーゴー」などのロードノイズも低減します。

MENU08 タイヤ窒素ガス充填

【効果】

  • 燃費の改善
  • ロードノイズの低減

一般的にタイヤには空気を入れますが、実は空気圧は温度によって変化してしまうものであり、走行中も例外ではありません。そこでご提案するのが、温度変化による膨張が少ない「窒素ガス」をタイヤに充填するメニューです。

窒素ガスはタイヤ圧をシビアに管理できるため、走行性能や燃費、乗り心地などを追求することが可能です。その有効性から、F1マシンや航空機のタイヤなどにも活用されています。

MENU09 エコタイヤ交換

【効果】

  • 燃費の改善
  • ロードノイズの低減

タイヤは、路面との摩擦やタイヤ自体の変形によって抵抗が発生しており、これは「転がり抵抗」と呼ばれています。この転がり抵抗を抑え、燃費を向上させるために考えられたのが「エコタイヤ」です。

「低燃費タイヤ」とも呼ばれるエコタイヤは、各タイヤメーカーから複数発売されています。ご希望に合ったものをご提案することが可能です。

エコ整備の流れ

STEP01 お問い合わせ・ヒアリング
まずは、お電話(0943-72-2744/受付時間 9:00~17:30)またはLINE、メールフォームからお気軽にお問い合わせください。お車についてのお悩みやご予算などについて伺います。
STEP02 排出ガス測定
エコ整備の前に、テスターを用いて排出ガスを測定します。
STEP03 エンジン内のクリーニング

専用機器を使い、不完全燃焼の原因となっているエンジン内部のカーボンを除去します。あわせて、エンジンスロットルバルブ洗浄なども行います。

>>エンジンスロットルバルブ洗浄についてくわしくはこちら

STEP04 エンジンオイル・オイルエレメント交換

エンジンオイルを新しいものに交換します。同時に、オイルエレメントの交換も推奨しています。当社がエコ整備でおすすめするのは、省燃費の「エコオイル」です。エコオイルのメリットなどについてもくわしくご説明しますので、何でもおたずねください。

>>エンジンオイル・オイルエレメント交換についてくわしくはこちら

STEP05 マイクロロン充填・エンジンシビア調整

マイクロロン充填を行い、エンジン内部に保護膜を形成します。あわせて、スパークプラグや点火タイミングの最適化なども実施。エンジンの基本性能を最大限に発揮できるよう、適正な調整を行います。

>>マイクロロン充填についてくわしくはこちら
>>エンジンシビア調整についてくわしくはこちら

STEP06 エコアースコード取り付け、グリフィン717塗布

エンジンコンディションが整ったら、エコアースコードの取り付け、グリフィン717塗布などを実施し、エンジン周辺の状態を最適化します。

>>エコアースコード取り付けについてくわしくはこちら
>>グリフィン717塗布についてくわしくはこちら

STEP07 ホイールベアリング(ハイテンプグリス塗布)、エコタイヤ交換、タイヤ窒素ガス充填

お客様のご要望や選択されたメニューに応じ、ホイールベアリング(ハイテンプグリス塗布)やエコタイヤ交換、タイヤ窒素ガス充填などを実施します。

>>ホイールベアリング(ハイテンプグリス塗布)についてくわしくはこちら
>>エコタイヤ交換についてくわしくはこちら
>>タイヤ窒素ガス充填についてくわしくはこちら

STEP08 排気ガス測定、最終チェック、納車
エコ整備が完了しましたら、再度排出ガス測定を行い、データを検証します。その後、最終チェックを経て、問題がなければ納車させていただきます。